2025/02/25

11月の立山・浄土山を歩いてみた

 11月下旬、立山黒部アルペンルートが営業終了する数日前に、浄土山を歩いてきました。


詳しい山行記録は、ヤマレコ「浄土山~みくりが池 青と白の世界は素晴らしかった」をご参照ください。

登山計画書を提出する際に、入山届の記入も求められます。
この時期は雪崩ビーコン、プローブ、ショベル、ツェルトの持参が必要です。
入山ルールをご確認ください。

室堂ターミナルから展望台へ

室堂ターミナルからしばらくはツボ足で進み、室堂山荘前の浄土山への分岐あたりでアイゼン着用。

ここまでがギリギリ、雪崩ビーコンを持っていなくてもよいエリア。

今から登る浄土山
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/1600, ISO400、WB 自然光オート(5810K)、PC ソンバー70%


雪が積もるか見極めていたら山小屋の予約がとれなかったので、今回は日帰り。
浄土山に登る方が楽しいので、立山は今回は見送り。

今から登らない立山
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/1250, ISO400、WB 自然光オート(5904K)、PC ソンバー70%


この先は雪崩ビーコン等アバランチギア携帯を義務付けられているエリアで撮影しています。

浄土山への登山途中に振り返って。 奥大日岳が大きい。

室堂ターミナルを振り返る
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/2500, ISO400、WB 自然光オート(5648K)、PC ソンバー60%


浄土山へのトラバース。このまままっすぐ行けるわけではないです。
 Z 24-120mm f/4 Sの逆光耐性がすばらしい。 登山時のファーストオプションです。

浄土山へのトラバース
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/400, ISO200、WB 自然光オート(6001K)、PC ソンバー50%


室堂山横の展望台に到着。
大きく写っているのは、五色ヶ原へ至る山並みなので鬼岳、獅子岳と思うけど、こういう見え方だったか自信がない。奥に槍ヶ岳が目立つ。

展望台から槍ヶ岳方面
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/640, ISO200、WB 自然光オート(5746K)、PC ソンバー100%


五色ヶ原の奥には笠ヶ岳。

展望台から五色ヶ原
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/800, ISO200、WB 5500K、PC ソンバー80%

このあたりで-6℃だった。
カメラの動作には特に問題なかった。

浄土山への登り

展望台から少し引き返して、浄土山への登り口へ。
先行者のトレースは夏道を外れていたけれども、夏道どおりに行くことにした。
雪がそこまで深くないし、道を外れない方が歩きやすいだろうと思った。

浄土山への登山中に進行方向右手の景色。
展望台よりもここから岩々ごしに見る方が好きだ。

浄土山登山道から薬師岳を望む
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/100, ISO200、WB 自然光オート(5771)、PC ソンバー80%

ちょっと青すぎるか?

同じ場所から五色ヶ原、薬師岳方面をズームアップ。 展望台に人がいる。
あの人たちはスノーシューで登っていた。
展望台までならスノーシューは歩きやすいかもしれない。

浄土山登山道から薬師岳をズームアップ
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/800, ISO200、WB 自然光オート(5776K)、PC ソンバー80%


夏道をたどっているつもりだが、雪で埋まっているのではっきりわからない。
道でないところに足を突っ込むとずぼっと深くはまる。
岩も多いが雪の下で分からないので、慎重に歩く。

浄土山への登山道
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/640, ISO200、WB 自然光オート(5746K)、PC 風景、JPEG撮って出し


浄土山への急登は、部分的にピックを突き刺してよじ登る感じのところが出てくる。

登り切ったところはまだ誰の踏み跡もなくて、シュカブラを前景に雄山を撮影。

登り切って雄山が見えた!
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/800, ISO200、WB 自然光オート(5725K)、PC 風景

浄土山から一ノ越まで稜線を歩く

浄土山から針ノ木岳を撮影。
一ノ越から浄土山へ登る人たちの姿がわかる。
Z24-120mm f/4 Sで120mm望遠端だが、シャープに写っている。

針ノ木岳
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/500, ISO200、WB 自然光オート(5849K)、PC 風景


浄土山から龍王岳を撮影。
たくさん人が歩いてくるが、雪の少なさにスキーを諦めて歩いているという人が多かった様子。

龍王岳と富山大学立山研究所
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/500, ISO200、WB 自然光オート(5858K)、PC 風景


浄土山から一ノ越方面へ歩いているところ。
真ん中に五色ヶ原山荘が小さく見える。 笠ヶ岳が雲に隠れそうになっている。

小さく五色ヶ原山荘
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/1000, ISO200、WB 自然光オート(5640K)、PC ソンバー100%


こんなに人が歩いてくるとは。。。
風はあまりなかったので、登山者ならゴーグルはしない場合が多い状況。
スキーヤーだからゴーグルをしているのかなと推測。 

雪山でこんなに人に会うとは
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/640, ISO200、WB 自然光オート(5825K)、PC 風景


龍王岳東稜を登っている登山者がいた。

龍王岳東稜
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/500, ISO200、WB 自然光オート(5929K)、PC 風景


一ノ越へと下りようという場所から見えた、剱岳。
手前には、別山へと至る尾根。
小さく剣御前小舎がちらっと、その向かいにあるトイレがしっかりと写っている。
険しさを表現しようと思い、彩度はあえて落とした。

別山へ至る尾根越しの剱岳
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F7.1, SS1/4000, ISO200、WB 自然光オート(5565K)、PC フレキシブルカラー


浄土山から一ノ越へ下りる途中にて、雄山。

一ノ越から雄山に至る稜線
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/1250, ISO200、WB 自然光オート(5619K)、PC ソンバー100%


一ノ越に到着。
一ノ越山荘前にはスキー板がたくさん置かれていた。
東一ノ越方面はこの写真の通り岩がごつごつ出ているが、諦めきれなかったのかシュプール跡がいくつかあった。
2024年11月は雪が少なかった。

一ノ越から望む後立山連峰
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/800, ISO200、WB 自然光オート(5758K)、PC フレキシブルカラー

一ノ越から下山、みくりが池に立ち寄り

一ノ越から室堂方面への下山途中、風が雪を舞い上げる時間帯があった。
雪煙で太陽に暈がかかった。

雪煙ににじむ太陽
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/1600, ISO200、WB 自然光オート(5626K)、PC 風景


みくりが池はまだ凍っていなかった。
ガスが出てみくりが池温泉がかすんでいる。
彩度は少し抑えて、湖面の冷たい感じを表してみた。

冬のみくりが池
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/500, ISO200、WB 自然光オート(5910K)、PC フレキシブルカラー


さっきはみくりが池はまだ凍っていないと思ったが、うっすら一部凍り始めていた。
室堂を訪れるたびに撮ってしまう構図。

みくりが池と立山、浄土山
Nikon Z6III / Z 24-120mm f/4 S
F11, SS1/400, ISO200、WB 自然光オート(5934K)、PC フレキシブルカラー


帰りのバス時間が気になり、撮影は切り上げて室堂ターミナルへ。

天気に恵まれた山行でした。

次の11月は泊まりで訪れたいものです。

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