2025/02/05

10月の南八ヶ岳を歩いてみた(その2)

 南八ヶ岳縦走2日目。
オーレン小屋から、硫黄岳~赤岳~権現岳を越えて青年小屋を目指します。

詳しい山行記録はヤマレコ「八ヶ岳縦走 渋の湯~天狗岳~オーレン小屋~硫黄岳~赤岳~権現岳失敗~青年小屋~編笠山~小淵沢駅」をご参照ください。


オーレン小屋~赤岳

オーレン小屋テント場を6時過ぎに出て、赤岩ノ頭に出たのが7時くらい。

横岳、赤岳、阿弥陀岳と連なる稜線がきれいに見えて素晴らしかったです。

Nikon Z6III / Z 14-30mm f/4 S
F11, SS1/500, ISO400
WB自然光オート(5107)、PC風景

今回ずっとZ 14-30mm f/4 Sを使っていたのは、硫黄岳の爆裂火口を超広角でとらえたかったから。

Nikon Z6III / Z 14-30mm f/4 S
F11, SS1/500, ISO400
WB 5398K/-0.48、PC風景

Nikon Z6III / Z 14-30mm f/4 S
F11, SS1/250, ISO400
WB 6460K、PC風景

しかし、火口べりは危険ということであまり近寄ってはならず、超広角でどーーんと撮るのは意外と難しかったです。

あと、赤っぽい色をきれいに出すためのホワイトバランス調整が難しく、上の写真はNX Studioで色温度/色味を調整、下の写真は現地で粘ってこれが一番見た目に近かったという設定。


この後はレンズをZ 24-70mm f/4 Sに交換。
コンパクトで、切れの良い写りが気に入っています。
ただ、光条が、Z 24-120mm f/4 Sのように先が鋭い形にならない点のみちょっと残念と思いつつ、使い分けています。


横岳はいつも人だかり。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/250, ISO400
WB自然光オート(5500K)、PC風景

横岳から赤岳の間は、鎖場のトラバース、ハシゴなどあります。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/160, ISO400
WB自然光オート(4713K)、PCフレキシブルカラー

赤岳の稜線は夏っぽい。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/160, ISO400
WB自然光オート(5580K)、PCフレキシブルカラー

緑を生き生きさせたくてフレキシブルカラーで調整したので、ますます夏っぽいのかもしれません。


三叉峰からの眺めには秋を感じました。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/160, ISO400
WB自然光オート(5697K)、PCフレキシブルカラー


赤岳、中岳、阿弥陀岳の写真を何枚撮ったことか。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/160, ISO400
WB自然光オート(5683K)、PCフレキシブルカラー

赤岳天望荘につきました。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/320, ISO400
WB自然光オート(5760K)、PCサンデー

PCサンデーは初めて使いました。
いつも暗いところはより暗く引き締めることが多いのですが、この写真は壁を明るく見せたいと思い、いろいろいじっているうちに、これでいいじゃんってなりました。


この時点で10時14分。
早めの昼ご飯と思っていましたが、先客多くてうどんに20分かかるとのこと。

先が長いので進むことにして、この後赤岳頂上山荘でカップヌードルとモツ煮を食べました。


赤岳~青年小屋

赤岳を下りてしばらくすると文三郎尾根への分岐に出ます。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/80, ISO400
WB自然光オート(5213K)、PCフレキシブルカラー

これを下りずに直進してトラバース。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/60, ISO400
WB自然光オート(5502K)、PC風景、JPEG撮って出し

なかなかに楽しい道です。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/80, ISO400
WB自然光オート(5680)、PC風景、JPEG撮って出し

阿弥陀岳がかっこよくてたくさん撮ってしまいます。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/100, ISO400
WB自然光オート(5405K)、PCフレキシブルカラー

進行方向、権現岳方面

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/160, ISO400
WB自然光オート(6242K)、PCフレキシブルカラー

傾斜が急なうえに、石ころがたくさんあって、人の上に石ころを落とさないように集中して歩きます。

岩場のトラバースなんて、かえってほっとするくらいの感じです。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/320, ISO400
WB自然光オート(5005K)、PC風景、JPEG撮って出し

どんどん高度を下げて、その後一気に登り返さないといけない権現岳。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/160, ISO400
WB自然光オート(6255K)、PC風景、JPEG撮って出し

なが~いハシゴがあったり、しんどいながらもそれが楽しいコース。

登り切ったあたりでこんな感じ。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/60, ISO400
WB自然光オート(5450K)、PCソンバー80%

変わった形の岩が出てきました。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/200, ISO400
WB自然光オート(6085K)、PC風景、JPEG撮って出し

ここで痛恨のミス。

権現岳山頂がコース上にあると思い込んでいたので、山頂への分岐をスルーして直進してしまいました。

ギボシに到着してしまって気が付きました。。。

もはや戻る気にもなれず、また来る理由ができた!くらいに考えて進みましたが、、、しくじった感が残っています。

青年小屋が見えてきました。

Nikon Z6III / Z 24-70mm f/4 S
F11, SS1/80, ISO400
WB自然光オート(6286K)、PC風景、JPEG撮って出し

ガスってる風景は、RAW現像で下手にキリっとさせたりしない方が、実際の雰囲気がよく出ていると思って、後半の写真はJPEG撮って出しが多くなりました。
現像技術がまだまだという表れでもあるんでしょう。


青年小屋には15時半過ぎに到着。
オーレン小屋から9時間半ほどかけて歩きました。

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