2024/06/15

LUMIX G8を振り返る

 しばらくはLUMIX GX7を山歩きに持って行っていましたが、防塵防滴の方が安心と思ってLUMIX G8を購入しました。

LUMIX DMC-G8

パナソニックさんのサイトからお借りしました
https://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-G8.html

2016年10月発売
1600万画素
ISO100~25600
EVF   236万ドット相当有機EL、視野率100%、約0.74倍(35mm判換算)
背面液晶 3.0型液晶、約104万ドット
505g(メモリーカード、バッテリー含む)

購入したのは2017年1月。

ローパスフィルターレス、5軸5段の手ブレ補正、マグネシウム合金製フロントケースでシャッターショック軽減、防塵防滴といったあたりが魅力でした。


このカメラとよく持ち出したのはこのレンズ。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.

焦点距離   8-18mm(35㎜判換算16-36mm)
開放絞り   F2.8-4.0
最短撮影距離 0.23m
315g

大普賢岳のハシゴ
LUMIX G8 / 
Lumix 8-18mm/F2.8-4.0
F4.5, SS1/80, ISO800

パースがつくので、ハシゴ、鎖場、岩といったものに寄って近くから撮るのが楽しいレンズです。

浄土沢の橋
LUMIX G8 / 
Lumix 8-18mm/F2.8-4.0
F5.6, SS1/400, ISO200

超広角から標準近い広角までカバーしていて、これを持ち出すときは大体これ一本で済ませています。

地蔵岳(オベリスク)
LUMIX G8 / 
Lumix 8-18mm/F2.8-4.0
F5.0, SS1/400, ISO200


焼岳登山道から
LUMIX G8 / 
Lumix 8-18mm/F2.8-4.0
F7.1, SS1/640, ISO200

LUMIXレンズ全般的なことですが、逆光は上の写真のような感じになります。
もっとウニウニというかトゲトゲとした光芒が出る方がうれしいのですが、末端が広がるような形になります。そして紫色がかった色が出ます。

大日小屋
LUMIX G8 / 
Lumix 8-18mm/F2.8-4.0
F2.8, SS1/10, ISO3200

F2.8を活かして、暗いところでもある程度撮影可能です。


せっかく防塵防滴ボディなので、望遠レンズを45-200mm/F4.0-5.6のI型からII型へ買い替えました。

LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.

焦点距離   45-200mm(35㎜判換算90-400mm)
開放絞り   F4.0-5.6
最短撮影距離 1.0m
370g

I型からII型への変更点は、Dual I.S. 2に対応して手ブレ補正が強化されたことと、防塵防滴になったこと、外観だったかと思います。

立山山麓スキー場
LUMIX G8 / 
Lumix 45-200mm/F4.0-5.6
F11, SS1/1000, ISO200

防塵防滴で、200mm(換算400mm)までカバーして、軽くてということで、スキーや運動会などで活躍するレンズです。


G8でだんだん不満に感じられてきたことが2点ありました。

1つ目は、1600万画素が物足りなくなってきたことです。
PCデスクトップの背景として楽しむことが多いので、もう少し解像感あるとよいなと思うようになってきました。

2つ目は、EVFで色がよく分からなかったことです。
ここまで掲載してきた写真はいずれも現像処理したものです。
撮影時にホワイトバランスくらいは好みに合わせたいのですが、LUMIX G8のEVFでは難しかったです。

次の写真は上が撮って出し、下がRAW現像後です。
(例として適切か分かりませんが、撮って出しとRAW現像後と両方残しているものが少ないのでご容赦ください。)

大走り下山中
LUMIX G8 / 
Lumix 8-18mm/F2.8-4.0
F5.6, SS1/1300, ISO200


上の写真をSilkyPixでRaw現像

山歩き中にちゃんと設定している余裕がなくて、最初からRAW現像をあてにしているという部分もありますが、LUMIX G8の場合、撮って出しを同行者と共有したり、ヤマレコにアップしたりという気分になりにくいものでした。

そこで、EVF性能のもっと良いカメラが欲しいなぁという流れで次回に続きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

12月の硫黄岳・赤岳は真っ白だった

 12月下旬、八ヶ岳の硫黄岳・赤岳を歩いてきました。 詳しい山行記録は、ヤマレコ「 強風の硫黄岳と赤岳 赤岳鉱泉宿泊 」をご参照ください。 冬季アクセスに際しては、スタッドレスはもちろん、チェーンも準備していきましょう。 歩くに際しては、積雪期装備はもちろん、ある程度の経験を積ん...